32年遅れで小田急の広報誌「おだきゅう」をレビューする本ブログ。今回は1992年3月号です。
http://senselse.livedoor.blog/odakyu199203.pdf
当然ダイヤ改正の内容ですね。
ラッシュ時間増発はほぼ不可能な状況だったので、各停や準急の8両化や深夜帯の増発延長がハイライトされています。10両固定編成搭乗も大きく扱われていますが、後段の複々線記事にある通り特特法で運賃アップはあった上に、複々線はまだ何一つ完成していないしんどい時期で、乗客の不満は溜まりまくっていた時期だったので、運転室のわずかなスペースの拡大もアピールしたいほどしんどい状況だった。
記事では扱い小さいのですが、急行毎時6本化は結構大きい改正だったと思う。それまでは急行4、準急2が日中の優等パターンだったのでこれで新百合以遠の人には20分待ちがほぼ解消された。
ズームアップでは複々線工事のステップが解説されている。
類似記事は過去何度も取り上げられていますがちょうど喜多見付近が仮線に移ったので順調さをアピールしたかったのかもしれない。ここでちゃんと特特法での運賃アップのスキームが説明されているのが当時の空気感です。
私撮影の喜多見付近の仮線切り替え直後の写真も紹介